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間違ってもいいから思いっきり(市井人の日曜研究)

私たち人間は、言葉で物事を考えている限り、あらゆるものを「是か非か」と格付けする乱暴な○×ゲームに絶えず影響されています。ここでは、万人が強制参加させられているこの言語ゲームを分析し、言葉の荒波に溺れてしまわないための知恵を模索していきます。

バチコーン打法ドリルAtoZ

私が昨年から取り組んでいたのは、「和太鼓を全身で思いっきり演奏する楽しみ」がどんどんと広まっていくような仕組みを作ること。 mrbachikorn.hatenablog.com そのために、身体の使い方に関する課題を一つ一つクリアしていけるよう、テーマ別に練習メニュ…

頭でっかちな現代人は体幹が不器用

体幹の筋肉を中心に動かし、そこに手足の筋肉を連動させたほうが、はるかに大きな動力を得ることができる。 そうした考え方のもと、従来のトレーニング理論を見直そうとする動きがあちこちで見られ、インナーマッスルだとか体幹トレーニングといった用語が巷…

和太鼓を打つ手が、力感なくグングン高く上がっていく練習法

和太鼓の打ち方にはさまざまな流儀がありますが、私が目指しているのは「肩肘を張らず、重心移動の勢いを活かして真っ直ぐ引っこ抜く」という、歌舞劇団田楽座から教わった打ち方。 日本の和太鼓には、各地のお祭りの中で重宝されてきた民俗芸能としての和太…

上達したければ失敗を稼ぎなさい

私の生き甲斐は、人に何かを教えること。 18歳で始めた家庭教師の頃から20年近く、バイトや趣味や職業で、数学・和太鼓・篠笛・民舞などを教え続けてきました。 どんな分野であっても、複数の人間に向けて一斉に教えていると、吸収の早い人と遅い人との差が…

世界は誰かの仕事でできている

「日本の民俗芸能がいかに心踊る文化であるか」を舞台や講座などを通じて全国に伝えている歌舞劇団田楽座は、私にとっての心の師。 mrbachikorn.hatenablog.com 全国各地の民俗芸能の担い手たちに今も師事している田楽座は、地元に芸能を持たないような人に…

何のための和太鼓か

私にとって、和太鼓とはただの娯楽。 和太鼓に取り組む際の最優先事項は「純粋に娯楽としての楽しさを追求する」という一点であり、それ以外の「和太鼓の意義」なんてものはオマケで付いてくる副産物でしかないと捉えています。 ですから、私が好むのも「観…

悲しませずに楽しませる田楽座の魅力

日本各地のお祭りで使われていた和太鼓という楽器が、舞台演奏の場で頻繁に使われるようになったのは昭和の中期ごろから。 地方に受け継がれてきたお祭りの太鼓や和太鼓だけで構成された創作曲などが、プロの劇団や和太鼓集団の舞台に取り入れられました。 …

抱え込むな、パスを出せ

「日本の民俗芸能がいかに心踊る文化であるか」を舞台や講座などを通じて全国に伝えている歌舞劇団田楽座は、私にとっての心の師です。 これまで私が田楽座から学んできたものは、和太鼓や踊りなどの芸能、その中で培われてきた自然な身体操作のコツ、そして…

ここから始まる伝統芸能

土の香 人の情 ふるさとをこよなく愛してwww.dengakuza.com これは、日本の民俗芸能を舞台で50年以上も演じ続けている歌舞劇団田楽座の活動理念。 彼らは、全国各地のお祭り芸能の担い手に師事し、ふるさとを築いてきた人と人との繋がりのありかたや、土地土…

好ましい世界は自分たちで作るしかない

自分が今いる場所が「ろくでもない場所」であり、まわりにいるのは「ろくでもない人間」ばかりなので、「そうではない社会」を創造したいと望む人がいるかもしれない。 残念ながらその望みは原理的に実現不能である。 人間は自分の手で、その「先駆的形態」…

気持ち良ければそれでいい

私が毎週日曜日に更新しているブログ「間違ってもいいから思いっきり」のタイトルに、二週間前から「和太鼓に狂った数学教師の週末ブロガー活動」という説明をサブタイトルとして付け加えました。 和太鼓、数学、ブログ全てに共通している私の基本的なスタン…

和太鼓とアイドルの共通点

和太鼓という楽器には様々な特色がありますが、その中でも私が一番注目するのは頑丈さです。 特に、くり貫いた欅の木になめした牛の皮を張った太鼓の耐久性は群を抜いており、これほど力いっぱい殴打しても壊れてしまわない楽器など滅多に存在しないでしょう…

近代化されてしまわない日本の魅力

私の人生を決めたのは田楽座。 長野を拠点に50年以上活動している田楽座は、日本各地に受け継がれる民俗芸能を地元の担い手から習い受け、日本人のルーツやふるさとへの深い愛着を舞台の上で表現している歌舞劇団です。 私は10年以上前から田楽座を応援する…

ジャズもお囃子も規格化はできない

ジャズという音楽はない。 ジャズな人がいるだけ。 ジャズをやっていてもジャズじゃない人がいる。 音楽をやらなくてもジャズな人はいる。 これは、2014年の秋から放送が始まった「ヨルタモリ」という番組で、ジャズ喫茶の経営者を演じるタモリが何度となく…

どうせなら背中で語ろう

給食残してしかられた俺の体を本当に心配してたのか嫌いなもの口につめこまれた常識的な発言と非常識な行動だうまけりゃ喰う これはザ・ハイロウズの『ゲロ』という曲の冒頭の歌詞です。 ここには「あなたのため」という大義名分のもとに、嫌いなものを無理…

ろくでもない場所を変えるには

私が結婚したのは7ヶ月前のこと。 そのとき、友人の何人かからは「お前も結婚なんて堅実なことをちゃんと考えていたのか」という風に意外がられました。 ですが、私は大学院生の頃からずっと結婚願望を持ち続けてきました。 「自分がおじいさんになったとき…

非ストイックと篠笛カフェのススメ

私のライフワークは、日本古来の太鼓や笛や踊りなどを通じて、多くの人の居場所となれるようなお祭りの輪を築くこと。 そのために、演奏活動や技術指導、プロの演奏家による公演やアマチュアチームによる合同コンサートといったイベント企画などに携わってい…

上辺だけで終わらないために

高校で受験数学を教えながらプライベートでは和太鼓や民舞の普及に努める私にとっての心の師は、思想家にして武術家でもある神戸女学院大学の内田樹です。 彼はその著書『邪悪なものの鎮め方』の中で、技芸における停滞について次のように語っています。 邪…

お行儀との距離感

私たち人類は、言葉や概念を獲得することでその行動様式を大幅に変化させていき、地球上における今日のような繁栄を実現しました。 しかし、言葉や概念によるヒトへの矯正はパワフルかつストレスフルなもの。 貨幣やモラルや学問といった社会的習慣の発明は…

バガボンドに学ぶ運動のコツ

井上雄彦の描く歴史漫画『バガボンド』にて、宮本武蔵が村のお母さん達に請われて剣を教える場面があります。 バガボンド(37) (モーニング KC) 作者: 井上雄彦,吉川英治 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/23 メディア: コミック この商品を含むブロ…

間違ってもいいから思いっきり

初めまして、私は和太鼓研究家のMr.バチコーンと申します。 初心者から気楽に和太鼓が始められる「バチコーン道場」という体験会を毎年福岡で開催しており、「間違ってもいいから思いっきり」をモットーに和太鼓の楽しみをお伝えしています。 この「間違って…