岸見アドラー学の功績

宗教が力を持っていた時代であれば、まだ救いもあったでしょう。 神の教えこそが真理であり、世界であり、すべてだった。 その教えに従ってさえいれば、考えるべき課題も少なかった。 しかし宗教は力を失い、いまや神への信仰も形骸化しています。 頼れるものがなにもないまま、誰もが不安に打ち震え、猜疑心に凝り固まっ…