間違ってもいいから思いっきり

私たち人間は、言葉で物事を考えている限り、あらゆるものを「是か非か」と格付けする乱暴な○×ゲームに絶えず影響されています。ここでは、万人が強制参加させられているこの言語ゲームを分析し、言葉の荒波に溺れてしまわないための知恵を模索していきます。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

数学の計算ミスを減らす具体的な動作

教師として高校生に数学を教えつつ、プライベートで和太鼓を教えることもある私の指導上のこだわりは、曖昧な精神論に逃げずにできるだけ具体的な解説を目指すこと。mrbachikorn.hatenablog.com この方針に従って、いつのころからか数学の計算ミスに関しても…

私たちは「懸命に生きる愚かなヤクザ」でしかない

この世はもともと、お互いが自由に影響し合う世界です。 殺し合い、奪い合い、騙し合い、妥協し合い、協力し合う。 たたかう植物: 仁義なき生存戦略 (ちくま新書) 作者: 稲垣栄洋 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/08/05 メディア: 新書 この商品を含…

怒りや嘆きに振り回されないマインド

怒りや嘆きといった感情に振り回されてしまうのは辛いもの。 たとえそれが他者に向けたものであったとしても、怒ってしまった時点、嘆いてしまった時点で、その感情の炎は持ち主である自分にもチクチクとダメージを与えます。 できることなら、私はこうした…

人類を左右し続けるマトリックス

今回は「パーソナルマトリックス」という概念を導入することで、「他人を説得する」という行為の原理について考えてみたいと思います。 これから提案する「パーソナルマトリックス」とは、人間が持っている意識のこと。 私の考案する意識モデルのアイデアを…

無理矢理思い込まなくても前向きにはなれる

私は小さいころから不器用で、球技などの運動も得意ではないし、何より対人関係を作っていくのが苦手でした。 たまたま向こうから声をかけてくれれば友人になれますが、自分からアプローチして友人を作ったことなどほとんどなかったと思います。 自分からき…